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Image de la pensée

最近、著者自身が紹介していたので、
気にかかり入手。

『思想』NO.1051 NO.1057 に掲載されている 
國分功一郎『ドゥルーズの哲学原理』 (1)・(2) ドゥルーズの難解(ある意味では曖昧)な表現・概念を、かなり分かりやすく説明していて、 「なるほど」と思わせるだけの説得力がありました。


以前に、同氏が出演していた某局の『ファイトクラブ』を題材にしたTV番組では、
あまり、(申し訳ないが、)印象に残るものはありませんでした。自分の興味が映画の方に偏りすぎていて
同氏の説明や解釈が身に入らなかったのが、正直な感想です。

しかし、この『ドゥルーズの哲学原理』 (1)・(2)  のような論述となると、
流石に専門分野であるだけに素晴らしい。また、國分氏は翻訳もこなされているので、
邦訳されたものを、さらに分かりやすく解説するようなことはお手の物といった感じがしますが、

講義などで、ドゥルーズをまとめる作業には、かなり苦労されたようだ。
専門家でも、ましてや、フランス語が堪能な新進気鋭の学者先生でも、
要約するのが大変なドゥルーズ。



以下は、
以前、2011.11.14 に書いた当ブログの修正記事。

当方のブログのタイトルの一部である
デテリトリアリザシオンとは、『脱属領化』と言う意味です。
脱属領化とは、文字通り、自分のテリトリーを離れると言うことらしいです。

転じて、広義においては、
ある秩序から離れたり、その秩序や概念を破壊する 
意味合いも含んでいます。

異教徒と闘う十字軍が自ら領地を離れる様子になぞられる概念でもあるようです。


この言葉、乃し、概念は、
フランスの思想家ジル・ドゥルーズのことばから拝借しました。
ドゥルーズが追及したのは、「分裂症的な絶対的脱属領化」であったようですが、
私はあくまでも、「消極的脱属領化」の意味でタイトルに使用しています。


このドゥルーズですが、
哲学者だという方もいらっしゃるとおもいますが、
(明確な根拠があるわけではありませんが)私は思想家として捉えています。
まぁ、どちらの肩書でもいいのですが。

先述の國分氏の論文のなかでも、
ドゥルーズの論述方法は、本来あるべき、
哲学の手法と 少し異なるというようなことも書かれていました。
それが、ドゥルーズの良さでもあるみたいです。
 
 

ドゥルーズ―生成変化のサブマリン (哲学の現代を読む 2)ドゥルーズ―生成変化のサブマリン (哲学の現代を読む 2)
(2005/12)
松本 潤一郎、大山 載吉 他

商品詳細を見る

先述の
「ドゥルーズの~」(3)・(4)を入手するまでの間は、↑ この本で周辺知識を固めておこう考えています。 



定義における『哲学』とは、
生活上『役に立たないもの』とされています。
『役に立つもの』は哲学ではなく、それ以外のものであるといえます。

役に立たないからこその意義、面白さを読書から享受しつくそうとおもいます。

それくらいの余暇、時間の余裕があってもいいだろうと考えています。
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