2012年01月

読書ネタ⑦

ワタシが若い頃に読んでいた本のご紹介です。
その当時は、かなりのめりこんでいましたが、今読むと『?』と疑問符が浮かぶくらい
拍子抜けする本もあります。逆に、この年齢で読んだほうが深く感動する本もあります。



太陽と狂気


この本は、仏文科出の講師から
若い頃に読んでおけと、勧められて読んだ本でした。
昼食を抜いて、安価な文庫本を買っていた頃が懐かしいです。

プロットは、漫画みたいです。
余分な文章表現を極力省いて描かれているので、
それが、逆に想像力をかき立てます。

一般的な既成概念や宗教的道徳観を、認めない主人公。
事件を起しておきながら、淡々とした主人公の言動が新鮮でした。
『幸福な死』という作品と、この作品と関連付けて読むと面白いです。

著者も参加していた『実存主義』という思想や運動から、
ヒントを得ているのかもしれません。
その当時、翻訳モノより、フランス語原文で読めと言われましたが、
短いのでなんとか、雰囲気で読めるだろうと思いつつ、
それ以来、四半世紀近く経過しています。
近いうちに挑戦します。

異邦人 (新潮文庫)異邦人 (新潮文庫)
(1954/09)
カミュ

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反抗的人間


主人公の媚びない、誇り高い感じが好感をもてます。
反骨精神というか、ただの意地っ張りに近いですが、損得勘定抜きの姿勢が清々しくもあります。

原文はノッティンガム訛りを生かして表現しているようです。
ただ、翻訳は、チョットいただけないですね。外国の方言をうまく翻訳するのは難しいとは思いますが、もう少し何とかならないものかと素人ながら感じました。

ちなみに、シリトーもサナトリウムで、カミュの本を読んでいたみたいですね。
長距離走者の孤独 (新潮文庫)長距離走者の孤独 (新潮文庫)
(1973/08)
アラン シリトー

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アマゾンで見ると、この本を購入している人は、『ライ麦畑でつかまえて』も一緒に買われているようですね。









 この本は当時、半年ぐらいかけて読了したおぼえがあります。
その頃は、全然面白く無かったですね~。
20代後半あたりから、周辺知識が身について面白く読めるようになりましたが、
当時は、10分も読むと眠気がくるので大変でした。
ちなみに、ジーンズのリーバイスは、この人の名前から由来しているそうです。
翻訳は、中公の方がいいみたいです。
 

悲しき南回帰線(上) (講談社学術文庫 (711))




松岡正剛さんもとりあげていました。

悲しき南回帰線(上) (講談社学術文庫 (711))
(1985/11/05)
レヴィ・ストロース

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